2016-03-09 第190回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
この乳価というのは、先週、自民党の畜産・酪農小委員会でも議論になりました。指定団体制度というのがあって、今、それが北海道から十のブロックに分かれている。今までであれば、その平均の乳価というのは発表していたけれども、ブロック別の乳価を公表することはなかった。しかし、酪農の課題は何かというと、一つに、後継ぎの皆さんがどうやって意欲を持って後を継いでくれるか、そして、新しい人も入ってこられるか。
この乳価というのは、先週、自民党の畜産・酪農小委員会でも議論になりました。指定団体制度というのがあって、今、それが北海道から十のブロックに分かれている。今までであれば、その平均の乳価というのは発表していたけれども、ブロック別の乳価を公表することはなかった。しかし、酪農の課題は何かというと、一つに、後継ぎの皆さんがどうやって意欲を持って後を継いでくれるか、そして、新しい人も入ってこられるか。
畜産物価格等の決定を控えているということもありまして、先日、自民党の畜産・酪農小委員会の中で北海道を視察させていただいてまいりました。その中でございますけれども、生産現場、やはり将来への不安というものが大変強いという中で、大臣からもお話がありました、経営の実情というものを踏まえてこの単価を設定してほしい、そういう御要望を多く私も伺ってまいったところでございます。
毎年、我が党の畜産・酪農小委員会では膝詰めの交渉を行っておりますが、抜本的に見直しを行って、新しい制度をつくるべきという意見も出ております。酪農家の離農に歯どめをかけ、担い手に対しても強いメッセージになると考えますので、この件については、また引き続き、私も新しい制度の実現に向けて取り組んでまいりたいと思っております。 また、来週には、アメリカ大統領の来日も予定されております。
ほかにもいろいろあるわけですが、そのような四点をいろいろ考えまして、そして、大体そういうような方向に畜産、酪農業というのを改革していくということが一つの大切なこと、そして、そのためにいろいろな政策を動員して誘導していかなければならないなというような考え方を持ちながら、三年間、党の方で畜産・酪農小委員会に私も携わらせていただいたわけでございます。
しかし、今回、自由民主党の畜産・酪農小委員会でも、日本全国に散りまして酪農家の現状を見てまいりました。そうしますと、今回は十五円ではとても厳しい、そんな幅ではとてもやっていけないという悲鳴にも似た声が各所で聞かれております。